フードコートのメニュー
フードコートには和洋折衷様々なメニューがあるのに、何故、みんなフードコートに行くと粉物を食べるのでしょうか。
フードコートメニューの特徴の一つに、安くて早いというのがあるじゃないですか。
でも、焼きそばはさておき、たこ焼きやお好み焼きは焼くのに時間がかかりますから、本来決してファーストフードとは言えないんですよね。
ただ、そのアンケートの備考欄によると、たこ焼きやお好み焼きは、ある程度焼くのに時間がかかるからこそフードコートの人気メニューなんだとか・・・。
ほら、普通の飲食店、特にファミリーレストランなんかだと、目の前で調理する姿は見られないじゃないですか。
ところが、フードコートでは、お客さんが並んでいる前で、たこ焼きを焼いたり、焼きそばを炒めたりします。
そして、焼き立てにソースをかけてすぐさま差し出す訳で、あの音や匂いってたまらなく食欲をそそるんですよねぇ。
たまたまフードコートの前を通過した際、思わずその音や匂いに誘われて、立ち寄っちゃった経験、どなたにもあるんじゃないですか。
お祭りの屋台で売っている焼きそばやたこ焼きと同じ、はっきり言って、決して特別美味しいとは言えないけれど、なんだかわくわくする。
そう、フードコートで粉物が人気を博すのは、その立地条件を目一杯活かしたパフォーマンスがポイントを稼ぐからなんですよ。
フードコートと言えば軽食コーナー、昔はそんなイメージの強かったフードコートですが、最近はそうでもないみたいですね。
まるでレストランアベニュー、中にはワンフロアの大半をフードコートに当てているショッピングモールも少なくありません。
そして、カレーやラーメンなどの有名店も結構入っていたりなんかします。
もともとカレーやラーメン、お寿司に丼物というのは、小スペースで調理師、小スペースで食べてもらえますから、フードコートに適したメニューと言えるでしょう。
小さな店舗を1軒借りて、カウンターだけで営業する位なら、こちらの方がずっと集客が安易。
そんな考え方から、フードコートへの出店を希望する飲食店も増えて来ていると言います。
確かに、理屈は似たようなものですよね、レジカウンターの奥で手早く調理して出すだけなんですから・・・。
フードコートへの進出を希望する店舗が増えれば増えるほど、そのメニューも増えるというもの。
利用する私たちには嬉しい限りですが、選択肢が増えすぎると、逆に迷っちゃって困る事も増えますよねぇ。
最近はブログやサイトでも当たり前のように取り上げられているフードコートグルメ、そんなブログやサイトを手がかりに入門してみると面白いかも知れませんよ。